K犬種を掘り下げると、犬と人間との歴史を知れてなんとも嬉しい(?)気持ちになるのは犬オタクならではでしょうか。身体や被毛の特徴、性格の特徴はどんな仕事を担っていた犬種だったのかと深い関わりがあり、さらに犬種の面白さに魅了されます。そして、それが非公認の『犬種』であればさらに知りたい欲が刺激されるのもまた、オタク心理♡
特に大型犬が大好きな犬オタクライター「Akane」が、気になる非公認犬種&多分出会った笑非公認犬種3つをご紹介。一度知ってしまうと、ついつい検索が止まらなくなるの注意です。
犬オタク必見!
JKC非公認犬種
先天性犬オタクの
ワタクシ….
小さい頃から犬が好きで、
犬種図鑑を買ってもらって
毎日読むほどの犬オタクでした。
そのお陰か
JKC(ジャパンケネルクラブ)に
登録されている犬種で
知らない犬種ほとんどいない
といってもいいくらいでした。
専門学校を選んだ理由も
とにかく犬が多いから!笑
図鑑でしか見た事のない犬種を
実際に目にした時の興奮は
今でも覚えています。
私がオーストラリアで
ボランティアをしていた
アニマルシェルターでは、
犬舎の柵に
その子の犬種や特徴を書いた
プレートが掛けてあったのですが、
その中で聞いたこともない犬種がいました。
Bull Arab
ブル・アラブ
見た目はどうみても
大型犬の雑種。
マスティフや
グレートデンと
スタッフィーを
足して2で割ったら
こんな感じ??
という、なんとも
私好みの外見の彼らは、
調べてみると
オーストラリア原産で
どこのケネルクラブにも
登録されていませんでした。
きっと日本だと
自治体によっては
特定犬種に当てはまりそうな
風貌をしていますが、
豚を狩る狩猟犬として
使われていたようで、
筋肉質で頼もしく
比較的穏やかな性格をしています。
個人的には、
大きすぎず小さすぎず
日本の住環境に
あっている犬種ではないかなぁ?
と思うのですが
ちょっとイカツイお顔
をしているのと、
FCI(国際畜犬連盟)に
登録されているわけではないので
普及は難しそうです。
実際触れ合ってみて感じたことは、
パワフルですが甘えん坊で
べったりくっつきたがりの子が
多い印象を受けました。
シェルターでの関わりは
制限がありますし
犬達も
人間がかまってくれる時間は
短いと分かっているので
みんな甘えん坊でしたが、
ブルアラブは
特にそういった子が
多かったように思います。
余談になりますが、
当時私のお気に入りの子がいまして、
同じボランティアをしていた
お世話になった女性に
「Akane、
日本へ連れて帰ればいいじゃない!」
と言われるほど
可愛がっていました。
もちろんそんなことは
出来なかったのですが
それくらい
魅力たっぷりの犬種ですので
是非一度ご覧に
なってみてください。
Tenterfield Terrier
テンターフィールド・テリア
ふたつめは
オーストラリア原産の
めったに見ることのできない犬種の
テンターフィールド・テリアです。
見た目は
フォックステリアそっくりですが、
イギリスからオーストラリアに
持ち込まれた後
ネズミ狩りの能力向上の為に
ウィペットやミニチュアピンシャー、
チワワなどと交配され
より小型で活発な犬種になりました。
家庭犬として飼われることは
ほとんどないようなので、
私が見た犬達はきっと
フォックステリアか
ラッセルテリアの
雑種だと思うのですが、
もしかしたら
見かけていたかもしれません。
お互い犬連れなら
まだ話すことも出来ますが、
外国人にいきなり
犬種は何かなんて聞かれたら
ちょっと怖いですよね(笑)
Tibetan Mastiff
チベタンマスティフ
そして最後は、
大型犬マニアの私が
一度は会いたい!
チベタンマスティフです!
チベット原産で、
もはや
犬ではないのではないか
というほどの巨体の彼らは
軍用犬や牧羊犬などとして
活躍していました。
番犬としても飼われていた為、
縄張り意識が強いようですが、
現在は温和な性格の子が多いようです。
とにかく希少価値が高く
繁殖も難しい為、
子犬は中国で
約100万円するとのこと。
日本で飼うには
大きさ的にも環境的にも
あまり適さない犬種ですので、
飼育することは難しいですが、
超大型犬ラバーとしては
いつかお目にかかれたらいいなあ
と思っています。
最後に…
今回は、私が実際に出会った
(かもしれない)
JKC登録外の犬種と
出会いたい犬種をご紹介しました。
現在JKCには206犬種、
FCIには355犬種が
登録されています。
我が家の愛犬たちは雑種ばかりなので、
あまり血統書には縁がないのですが
犬のルーツを辿ってみるのも
面白いのではないでしょうか?
うちの子に似た犬種が
もしかしたら見つかるかもしれませんよ!
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